LEICA M1 ブラックペイント
オーバーホール済み
希少な初期型です。押しボタン、採光窓は内ギザ使用
2025年6月にオーバーホール済みです。
スローガバナーは完璧な調整で、巻き上げ機構もスムーズで心地よい音。
シャッターのフィーリングは静かで柔らか、速度も正確です。
手がけていただいたのは、海外からもオーダーのある職人さんで、特にヴィンテージライカに熟練した技術と知識を持っているベテランの方です。
ブラックペイントは後塗りになりますが、オリジナルペイントにほぼ近い色調と質感です。
元のクロームメッキを丁寧に剥離させ、改めて焼き付け塗装しておりますので、経年等により徐々に真鍮肌が露出してくることから味も出て愛着もわくことと思います。
これからブラックペイントの変化ともにと歴史を刻んでいくのも良いですね。
10枚目の写真は別の個体ですが、塗装後にあえて使い込んだ感じを出すためにペイントを擦り落としたものですので、エージングイメージの参考にしてください。
オリジナルペイントは数百万円からと高価になりすぎて手が出ない方も多いかと思いますが、オリジナルに限りなく近い楽しみ方の出来る
実用性の高いブラックペイントライカをお求めの方は、ぜひご検討ください。
※主要機能(シャッター、巻上巻き戻し機構)について、6カ月間の保証を引き継ぎいたします。(整備店の保証書同封)
※シャッター膜とグッタペルカはOH時に新品に取替えています。
※あくまでも後塗りであり多少のムラや微細なホコリ混入等がありますので、新品のような完璧な仕上がりを求める方はご遠慮いただいたほうが良いと思います。
【製品情報】ライカM1
M1は、M2から距離計のメカニズムを省略し、35㎜と50㎜のブライトフレームを内蔵させた簡略モデルで、外観はM2とほぼ同じある。
最大の特徴は、ピントを固定して使うことや、ゾーンフォーカスや目測での撮影を前提として設計されている点だ。
不要としたレンジファインダー窓が金属板で塞がれてM1と記載があるのが特徴。
ブライトフレームは35mmと50mmが常時表示されており、切り替え機能はないがパララックスは自動的に補正される仕組み。
私は21㎜、28㎜、35㎜等の広角レンズでノーファインダーで切り撮るのが好みだ。