作品名:富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
サイズ:幅1.8cm
素材:紙
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葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」とPEANUTSのコラボ商品です。SNOOPYが神奈川沖の大波をサーフィンするユニークな絵に仕上がっています。このマスキングテープには、SNOOPYのサーフィンの様子が写真のコマ撮りのようでとても可愛いマスキングテープです。お手紙の飾りや工作など思い思いの用途でお使いください。
The Great Wave 世界で最も有名な波
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激しく渦巻く凶暴な波、波に揉まれる3艘の舟、暴れる波間から遥か彼方に富士の山が見える…
幾重にも重なる波・船・山の稜線の曲線は、黄金比をなしています。
本作は海を超えて海外の芸術家に高く評価され、ゴッホの絵画、カミーユ・クローデルの彫刻だけでなく、音楽家ドビュッシーの作曲にまで影響を及ぼしました。
この波、一見誇張された表現にも感じられますが、落下する鉤(かぎ)型の波頭を持つ波は実在することが判っています。
フランス人写真家のピエール・カロー氏の、波の様子をハイスピードカメラで撮影するプロジェクトにて撮影された波が、まさに北斎の絵、そのものであると話題になりました。
また、オックスフォード大学とエジンバラ大学の研究者チームが、前兆なしに突然発生し海難事故の原因かと考えられていた「ドラウプナー波(Draupner wave)」、通称「暴れ波」の発生するメカニズムを解明するために、実験室でドラウプナー波の再現に成功した際、目の前の波から研究者たちが連想したのが、葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」だったのだそう。
江戸時代の神奈川沖に「暴れ波」が発生したのかも興味深いですが、70歳を過ぎてもハイスピードカメラにも勝るとも劣らない、北斎の恐るべき「観察眼」、まさに天才ですね。
作者
葛飾北斎 Hokusai Katsushika(1760-1849)
自宅保管ですので神経質な方はご遠慮ください。