代拍详细

  • 1
  • 1 日元
  • 2025-10-06 16:56:32
  • 不可以
  • 2025-10-12 17:17:13
  • 未使用に近い
  • 买家承担
  • 有可能
87649【逸品】輝く未来をその手に掴むまで 天然絶品ダイヤ(約6ct) 最高級18金無垢セレブリティブレス&ネックレスセット 重量298.5g
请登录后查看价格
剩余 :043856
注意:倒计时可能存在误差,请及时刷新提前出价。详细时间
500 円
[查看出价记录]
f**02892528
亲,您还没有登录,请先登录后再进行出价入札!点击登录
JPY
0.05 元
扫一扫手机出价
立即出价 预约出价 试算费用
卖家资料
5rg*****
点数 74146
好评 74169
差评 23
大阪府
收藏的卖家
暂未收藏

日拍网友情提醒

  1. 阅读拍卖的 《出价规则》《风险》《费用》
  2. 了解清楚該拍品是否可以邮寄。
  3. 拍卖的物品不支持退货。
  4. 出价后无法取消出价,中标后不接受弃标(必须全款买下)。
  5. 对超大、超重的物品,请先了解我们的物流说明或咨询日本客服,以免因误解而给您造成损失!
  6. ジャンク品是故障品的意思,其它日语不明之处,请咨询我们客服。
  7. 拍收藏品的会员,特别是拍瓷器类的会员,我们对货品的真假不作担保,请在下标之前充分确认!一旦您出价成功,将不能取消。
  8. 打火机、食品、活的生物、动物相关制品、带锂电池的手机等电器请不要拍,寄不回去,如果强行拍下造成的损失请自负。
日本代购
以下、所謂ブラクラ妄想ショートショートです~~

輝く未来をその手に掴むまで

序章:令和の孤独なディーヴァ
西暦2025年、東京・渋谷。空はPM2.5で白く霞み、スクランブル交差点を渡る人々の顔は、誰もがマスクと無関心で覆われている。その無機質な群衆の中で、高校生の天音(アマネ)は、まるで存在しないかのように息をしていた。十七歳。世界との接続端子は、耳に差し込んだワイヤレスイヤホンだけ。そこから流れる、とうの昔に死んだラッパーたちの声だけが、彼女の唯一の理解者だった。
学校は、同調圧力という名の透明な檻だった。「普通」を演じることに失敗した天音は、昼休みにはいつも屋上へ続く階段の踊り場で、誰にも見つからないようにリリックをノートに書き殴っていた。言葉だけが、彼女を自由にした。家に帰れば、深夜の仕事に出かける直前の母親がいる。母親の顔には、安物のファンデーションと、それよりも厚い疲労が塗りたくられている。「おかえり」という声はいつも掠れ、その背中からは、諦めの匂いがした。母との会話は、ここ数年、ほとんどない。二人が住む古いアパートの一室は、物理的な距離以上に、冷たく隔てられていた。
天音の世界は、祖母が遺したレコードプレーヤーと、90年代ヒップホップのヴァイナル盤、そして黒い表紙のノートだけで完結していた。ベッドに寝転がり、Nasの『Illmatic』に針を落とす。ザラついたサンプリング・ビートの上で、クイーンズブリッジの日常を詩的に描写する言葉の奔流。それは、天音にとってどんな教科書よりもリアルだった。The Notorious B.I.G.の犯罪と栄光の物語、Lauryn Hillの愛と裏切りの魂の叫び。彼らの音楽は、天音が生きるための武器であり、聖書だった。
ある蒸し暑い夏の夜、天音はコンビニの深夜バイトを終え、そっと自室のドアを開けた。母親はまだ仕事から戻っていない。テーブルの上に、バイト代から抜き取った一万円札を置く。生活費の足しにしてほしい、という言葉は、喉の奥でいつも溶けて消える。ふと、母親の部屋のクローゼ-ットが、ほんの少しだけ開いていることに気がついた。そこには、母親が決して触れさせようとしない、年代物のジュエリーボックスが置かれている。母の唯一の聖域。まるで禁断の果実を見るように、天音は息を殺してその箱に近づいた。
ゆっくりと蓋を開ける。ビロードの生地の上に、信じられないほどの威光を放つジュエリーが鎮座していた。
それは、黄金のブレスレットとネックレスのセットだった。一つ一つのリンクは、溶岩が冷え固まったかのような、荒々しくも有機的なフォルムを描いている。磨き上げられた鏡面は、部屋の豆電球の光を何倍にも増幅させ、まるでそれ自体が発光しているかのようだ。総重量298.5グラム。手に取ると、ずしりと重い。それは、単なる装飾品の重さではなかった。まるで、一つの運命そのものを掌に乗せているような、圧倒的な質量。そして、歪なゴールドのプレートの片隅には、まるで夜空から零れ落ちた星屑を凝縮したかのように、約6カラットもの天然ダイヤモンドが、パヴェセッティングでびっしりと埋め込まれていた。その輝きは、暴力的ですらあった。
「おばあちゃんの形見なの」。いつか、珍しく酔った母が、遠い目をして呟いていた言葉を思い出す。一体、どんな人生を送れば、こんなものを手にすることができるのか。そしてなぜ、母はこれを身に着けようとせず、まるで忌まわしい過去と共に封印するかのように、クローゼットの奥深くにしまい込んでいるのか。
天音の指先が、その冷たいゴールドに触れた瞬間。
バチッ、と静電気のような衝撃が走り、脳内に直接、キング・クリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』の、あの荘厳で不穏なコーラスが、大音量で鳴り響いた。カニエ・ウェストがサンプリングした、あの『POWER』の根源。それは、天音の魂を揺さぶる、神の啓示のようだった。
―No one man should have all that power.(誰もすべての力を独占すべきではない)
違う。天音には、そう聞こえなかった。
―You should have all that power.(お前が、すべての力を手に入れるべきだ)
声が、囁きかける。お前の言葉は、無力じゃない。そのリリックで、世界をひれ伏させてみせろ、と。その声に突き動かされるように、天音は一つの決意を固めた。
今夜、渋谷のガード下のサイファーに行く。
いつも高架の上を走る山手線の轟音を聞きながら、遠巻きに眺めているだけだった場所。ストリートで腕を磨いた猛者たちが、牙を剥き出しにしてマイクを奪い合う戦場。怖い。自分のラップが、井の中の蛙の戯言だったら?けれど、このまま何も変わらない灰色の日々に埋葬される方が、もっと怖い。天音は、震える手でブレスレットだけを掴み、ネックレスをパーカーのポケットにねじ込むと、母親の部屋を飛び出した。それは、臆病な自分自身への、宣戦布告だった。
ガード下には、すでに20人ほどの若者が集まり、煙草の煙が渦巻いていた。中心に置かれたポータブルスピーカーから、無骨なビートが吐き出されている。ラッパーたちが代わる代わる輪の中心に進み出て、己のスキルとプライドをリリックに乗せて叩きつけ合う。誰もが自信に満ち、獣のような鋭い目をしていた。天音は、その輪の外側で、熱気に当てられて立ち尽くしていた。場違いだ。来るんじゃなかった。踵を返そうとした、その時。
「おい、そこのフードの姉ちゃん。見てるだけか?ラップしねえなら帰りな」
サイファーを仕切っている、一際体格のいい男が、嘲るような目で天音を指差した。視線が一斉に突き刺さる。もう、後には引けない。天音は、意を決して輪の中に足を踏み入れた。心臓が肋骨を叩き、口の中はカラカラに乾ききっている。誰かから手渡されたマイクは、氷のように冷たかった。
ビートが一周し、天音の番が来る。しかし、喉が張り付いて、言葉が出てこない。頭の中は、真っ白なノイズで満たされている。周囲から、失笑が漏れ始める。その時だった。パーカーの袖口から覗く、黄金のブレスレットが、まるで心臓のようにドクン、と熱く脈打った。再び、あの力強いコーラスが、脳内に直接響き渡る。
―力を示せ。お前の言葉で、世界を塗り替えろ。
次の瞬間、天音の口から、堰を切ったようにリリックが溢れ出した。それは、誰にも見せたことのない、彼女の魂の叫びそのものだった。
「…見下す視線 アスファルトに唾吐くみたいに/私を値踏みするアンタらに中指立てる Rhyme/教科書にない正解 探して彷徨う Midnight/イヤホンが唯一の逃げ場所 コンクリートの墓場/でも聞けよ ノイズまみれのこの声が/切り裂く静寂 これが私の宣戦布告だ…」
令和の最先端を行く、トリプレットフロウ(三連符)を織り交ぜたテクニカルなラップ。しかし、それ以上に人々を圧倒したのは、そのリリックの切実さと、声に宿る底知れない熱量だった。日々の鬱憤、社会への不満、未来への渇望。彼女の言葉は、鋭利なガラスの破片のように空気を切り裂き、その場にいた全員の鼓膜と心を、深く貫いた。嘲笑は、いつしか驚愕に変わり、やがて畏敬の念へと変わっていた。
16小節を終えると、一瞬の静寂が訪れた。そして、次の瞬間、爆発的な歓声が沸き起こった。しかし、その歓声に混じって、嫉妬と怒りに歪んだ声が響いた。
「生意気なガキが!」
天音に最初に声をかけた、あの男だった。自分の縄張りを荒らされたと感じたのだろう。彼は、天音の胸ぐらを掴み、力任せに突き飛ばした。天音の体は宙を舞い、後頭部を冷たいコンクリートに強く打ち付けた。薄れゆく意識の中、天音はポケットから転がり落ちたネックレスと、腕のブレスレットを、最後の力を振り絞って握りしめた。黄金の輝きが、渋谷の汚れたネオンを映し、歪んでいく。それが、天音が見た令和の最後の光景だった。
第一章:1990年、バブル狂騒の東京
意識が浮上する。最初に感じたのは、頭蓋骨の奥で響くような激しい頭痛と、耳慣れない音楽の洪水だった。けたたましいクラクションの応酬。甲高い笑い声。そして、底抜けに明るく、しかしどこか空虚なビートを刻むユーロビート。アスファルトが焼ける匂いと、甘ったるい香水の匂いが混じり合って、むせ返るようだ。
ゆっくりと目を開けると、そこに広がっていたのは、信じられない光景だった。
目に映る全てが、極彩色だった。令和のくすんだ色彩とは全く違う、ギラギラとした原色の洪水。肩に巨大なパッドを入れたスーツ姿の男たちが、分厚い札束を見せびらかしながらタクシーを止めようとしている。体にぴったりと張り付く「ボディコン」姿の女性たちは、長い髪を振り乱し、大きな黒い箱のような携帯電話を片手に、甲高い声で笑っていた。目の前の巨大なビジョンには、ソバージュヘアのアイドルが微笑んでいる。公衆電話に並ぶ長蛇の列、低く平べったいスポーツカー、街角に貼られた「ディスコ」のポスター。全てが、天音が資料映像でしか見たことのない、狂騒の風景だった。
「おい、大丈夫か?そんなとこで寝てっと、轢かれて人生ジ・エンドだぜ」
不躾だが、どこか心配する響きのある声。振り返ると、そこに一人の青年が立っていた。派手なシルクの柄シャツに、だぶだぶのスラックス。首元には、これみよがしに極太の喜平ゴールドチェーンが輝いている。しかし、何よりも天音の目を引いたのは、彼の自信に満ち溢れた、挑戦的な瞳だった。
「……ここは、どこ、ですか?」
かろうじて絞り出した声は、自分でも驚くほどか細かった。青年は、心底不思議そうに眉をひそめた。
「は?見てわかんねえのかよ。ジャパン、トーキョー、シブヤ。1990年だぜ、今は」
1990年。その言葉が、頭の中で何度も反響する。嘘だ。そんなはずがない。しかし、目の前に広がる光景が、青年の言葉を裏付けていた。タイムスリップ?馬鹿げている。けれど、自分の腕に握りしめられた黄金のブレスレットの、確かな重みだけが現実だった。
青年は、天音の服装を上から下まで、値踏みするように眺めた。未来的なカッティングが施されたオーバーサイズのパーカー、計算され尽くしたダメージ加工のジーンズ、そして複雑なデザインの厚底スニーカー。彼の目には、それが奇妙でありながらも、妙に洗練されて映った。そして、彼の視線は、天音が握りしめるブレスレットに釘付けになった。
「なんだそりゃ。すげえブレスレットしてんな。見たことねえデザインだ。どこのブランドだよ?」
彼の言葉に、天音はハッとして自分の手元を見た。ブレスレットは、アスファルトの上で鈍い光を放っている。パーカーのポケットの中のネックレスも、確かな存在感を主張していた。これが、私をこの時代に?
行く当てもない。スマートフォンはただの黒い板と化し、Suicaも使えない。天音は、完全に途方に暮れていた。青年は、そんな彼女の様子を見かねたのか、「腹、減ってんだろ。まあ、いいや。とりあえず俺のシマに来いよ」と、有無を言わさず天音の腕を掴み、人混みをかき分けるように歩き出した。
彼の名前は、玲(レイ)。この時代のアンダーダーグラウンド・ヒップホップシーンで、若きカリスマとして君臨するラッパーだった。
玲が天音を連れて行ったのは、彼が根城にしているという、雑居ビルの地下にあるクラブだった。重い鉄の扉を開けると、地鳴りのような重低音と、タバコの煙、アルコールと汗の匂いが混じり合った熱気が、天音の全身を包み込んだ。フロアでは、DJが操る二台のターンテーブルから生み出されるファンキーなブレイクビーツに合わせ、人々が思い思いに体を揺らしている。
そのDJブースに立つ男こそが、後に日本のヒップホップ史にその名を刻むことになる、伝説のトラックメイカー、DJサトルだった。
サトルのプレイは、天音が知っているEDM主流のクラブDJとは全く違っていた。二枚の同じレコードを使い、ドラムが鳴り響く「ブレイク」の部分だけを寸分の狂いもなく繋ぎ合わせ、永遠に続くかのような新しいビートを無限に生み出していく。その超絶的な技術と、研ぎ澄まされた選曲センスは、天音の心臓を鷲掴みにした。ここだ。私が求めていた場所は、ここにある。天音は、本能的にそう感じていた。
「サトルさん、面白いヤツ、拾ってきたぜ」
玲が、DJブースでレコードを操るサトルに声をかける。サトルは、ヘッドホンを少しだけずらし、静かな目で天音を一瞥した。感情の読めない、湖のように澄んだ瞳。しかし、その奥には、確かな知性と音楽への深い愛情が宿っているように見えた。
その夜、クラブでは恒例のオープンマイクが行われていた。玲は、ニヤリと笑いながら、天音の背中を押した。「お前、ただもんじゃねえんだろ?見せてみろよ、お前のラップを」。断る理由はなかった。いや、むしろ、この時代の猛者たちに自分のラップがどこまで通用するのか、試してみたかった。
ステージに上がり、マイクを握る。フロアの客たちは、見慣れない少女の登場に訝しげな視線を送っている。サトルが、ジェームス・ブラウンのファンキーなドラムブレイクを二枚使いでループさせ始めた。その瞬間、天音の体中に電流が走る。これだ。この生々しいグルーヴ。この上でなら、私は何にでもなれる。
天音は、この時代への戸惑いと、未来への渇望を、令和の最先端のフロウに乗せて解き放った。
「…時空の歪み ネオンの洪水 迷い込んだラビリンス/未来の記憶 ポケットの中 まるで役立たずのコンパス/でもビートが導く この場所が最前線/90's tokyo underground session 見せるぜ別次元…」
彼女のパフォーマンスは、ユーロビートとJ-POPに慣れたフロアの客たちに、強烈すぎる衝撃を与えた。誰も聴いたことのない、複雑でリズミカルな言葉の連なり。巧みに配置された内部韻。そして何より、その声に宿る、痛々しいまでの切実さ。フロアのざわめきは次第に静まり、誰もが固唾をのんで彼女のラップに聴き入っていた。
ステージ袖でその光景を見ていた玲は、愕然としていた。嫉妬、焦り、そして、抗いがたいほどの興奮が、腹の底で渦巻いていた。今まで自分が築き上げてきた王座が、足元からガラガラと崩れ落ちていくような感覚。しかし同時に、この得体の知れない少女から、一瞬たりとも目が離せなくなっていた。
サトルもまた、冷静な表情の裏で、内心驚愕していた。彼女は、一体どこから来たんだ?彼女の音楽は、この時代の10年先、いや、20年先を行っている。天音の出現は、日本のヒップホップシーンに、革命の狼煙が上がることをはっきりと予感させた。
第二章:交錯する運命とリリック
DJサトルの計らいで、天音はクラブの倉庫部屋に住み込み、スタッフとして働くことになった。未来から来たという突拍子もない事実は、誰にも打ち明けられない。天音は、記憶喪失のフリをしながら、90年代の音楽、ファッション、文化を、まるで乾いたスポンジが水を吸うように、貪欲に吸収していった。カセットテープのウォークマン、レコードショップの匂い、分厚い雑誌「宝島」と「B-BOYイズム」。見るもの聞くものすべてが新鮮で、彼女の創作意欲を激しく刺激した。
一方、玲は穏やかではなかった。天音の存在は、常に彼のプライドを脅かし、彼のアイデンティティを揺さぶった。玲は、大手レコード会社「エンペラー・レコード」社長の御曹司として、生まれながらにしてシーンの中心にいた。彼の周りにはいつもイエスマンが集まり、誰もが彼の才能を疑いなく称賛した。しかし、天音は違った。彼女は、玲のラップを聴いても、決して媚びるような態度は見せず、時には的確すぎるほどの批判を口にした。
「玲のラップは、スキルは凄い。フロウもタイトだし、パンチラインもキレてる。でも、何かが足りない。……あなたの言葉に、あなたの血が通ってない。誰かの真似じゃない、あなた自身の魂の叫びが、私には聞こえない」
天音の言葉は、鋭利な刃物のように玲の心に深く突き刺さった。今まで誰も指摘してくれなかった、いや、誰もが恐れて言えなかった、自分でも薄々気づいていた核心。玲は天音に激しく反発しながらも、彼女の言葉から逃れることができなかった。「お前に何がわかる!」と怒鳴りつけながらも、その夜、一人でリリックノートに向かうと、天音の言葉が頭から離れなかった。
二人の関係は、フリースタイルバトルでさらに激しく火花を散らした。クラブのステージで、仕事の合間に、時には楽屋裏で。二人は、ことあるごとにラップでぶつかり合った。それは、単なるスキルの見せつけ合いではなかった。互いの生い立ち、価値観、音楽への譲れない情熱。言葉と言葉が激しく衝突する中で、二人の魂は、知らず知らずのうちに共鳴し始めていた。
玲は、天音のラップに、自分が裕福な環境の中で失ってしまった、ハングリー精神と初期衝動の輝きを見た。天音は、玲のラップに、自分が持ち得なかった、生まれながらのスター性と、どんな状況でも揺るがない圧倒的な自信を見た。互いにないものを認め、そして渇望した時、二人の間に、単なるライバル心とは違う、複雑で、しかし強固な絆が芽生え始めていた。
そんなある日、天音はクラブで働く一人の少女と親しくなる。腰まである長い髪を細かく巻いたソバージュヘア、派手な原色のメイクに、体のラインを強調する露出度の高い服。VIP席の客に媚びるような笑みを浮かべながらも、その瞳の奥には、どこか寂しげな光が揺れていた。彼女の名前は、美咲(ミサキ)。
「アマネちゃんのラップ、マジやばいよね!超イケてる!アタシ、初めて聴いた時、鳥肌立ったもん!」
美咲は、屈託のない笑顔で天音に話しかけてきた。その天真爛漫な明るさと、人懐っこさに、天音は戸惑いながらも、次第に心を開いていく。しかし、美咲と話していると、時折、胸が締め付けられるような、デジャヴにも似た不思議な感覚に襲われた。お酒の作り方、客あしらいの上手さ、ふとした瞬間に見せる、無理をしたような笑顔。その全てが、令和の時代に置いてきた、自分の母親の面影と、奇妙に重なるのだった。
美咲は、玲の熱狂的なファン、いわゆる「追っかけ」だった。玲の隣にいつもいる天音に対して、あからさまな嫉妬の視線を向けることも少なくなかった。
「玲様は、アタシたちみたいな凡人とは住む世界が違うんだから。アマネちゃんだって、勘違いしない方がいいよ。玲様は、いつか絶対、おっきなステージに行く人なんだから」
その言葉の裏には、玲への盲目的な憧れと、決してその隣には立てないという、痛々しいほどの諦めが滲んでいた。天音は、美咲の純粋で、しかしどこか自己肯定感の低い、危うい心に、言いようのない不安と、奇妙な庇護欲を感じずにはいられなかった。
玲もまた、美咲の存在を無視できずにいた。自分のラップを無邪気に「最高!」と褒め称える美咲は、常に批判的な天音とは対照的で、彼の傷つきやすいプライドを優しく癒してくれた。しかし、音楽的なインスピレーションを激しく刺激し、ラッパーとしての自分をネクストレベルへと引き上げてくれるのは、間違いなく天音だった。才能への畏敬と、人間的な安らぎ。二人の女性の間で、玲の心は複雑に揺れ動いていた。
ある雨の夜、クラブの閉店後、天音は倉庫部屋でリリックを書いていた。そこへ、玲がずぶ濡れになって現れた。顔には殴られたような痣がある。
「親父と喧嘩した。もう、うんざりだ」
玲は、父親である黒岩社長との確執を、初めて天音に打ち明けた。黒岩は、玲の音楽を理解しようとせず、ただ「売れる音楽」を作ることだけを強要するのだという。ヒップホップを、不良の音楽だと見下しているのだと。
「親父は、俺を自分の操り人形にしたいだけなんだ。俺の音楽じゃなくて、エンペラー・レコードの金になる商品が欲しいだけなんだよ」
玲の瞳には、いつも見せる自信とは違う、深い苦悩の色が浮かんでいた。天音は、何も言わずに、ただ彼の隣に座った。そして、自分のリリックノートを彼に見せた。そこに書かれていたのは、玲へのアンサーソングだった。
「…金の鎖 ダイヤの首輪 それがあんたのリアルか?/王座に座る孤独なキング 鏡の中の自分に聞けよ/魂売って手にした栄光 虚しいだけの喝采だろ?/壊して、ゼロから始めろよ 本当のアンタの言葉で…」
玲は、そのリリックを食い入るように見つめ、やがて、静かに涙を流した。それは、彼が初めて他人に見せた、弱さの涙だった。天音は、彼の震える肩に、そっと自分の手を置いた。その瞬間、二人の魂は、リリックとビートを超えた場所で、確かに繋がったのだった。
第三章:陰謀と真実のビート
天音の才能は、もはやアンダーグラウンドシーンの熱狂だけでは収まりきらなくなっていた。彼女の噂は口コミで瞬く間に広がり、メジャーレーベルのスカウトたちが、連日のようにクラブに押し寄せるようになった。その状況を、最も苦々しく思っていたのが、玲の父親であり、大手レコード会社「エンペラー・レコード」の社長、黒岩龍之介だった。
黒岩は、日本の音楽業界を長年牛耳ってきた、冷酷非情な権力者だった。彼にとって、音楽とはビジネスであり、アーティストは利益を生むための商品に過ぎない。息子である玲の才能には期待していたが、それはあくまで自分のコントロール下に置けるという前提があってのことだった。最近の玲の反抗的な態度、そしてその原因となっているであろう、得体の知れない少女、天音。その存在は、彼が築き上げた帝国を脅かす、排除すべき異物でしかなかった。
「玲、あんなストリートの小娘と関わるのはやめろ。お前のキャリアに傷がつく。私の言う通りにしていれば、お前は日本の音楽シーンの頂点に立てるんだ」
社長室に呼びつけられた玲に、黒岩は冷たく言い放った。しかし、玲はもはや父親の言いなりにはならなかった。
「親父には関係ない。俺の音楽は、俺が決める。あんたの金儲けの道具になるつもりは、もうない」
息子の、かつてないほどの強い反抗の眼差しに、黒岩の表情から温度が消えた。彼は、ついに非情な手段に打って出ることを決意する。
数日後、天音がクラブからの帰り道、路地裏で複数の男たちに取り囲まれた。必死に抵抗する天音だったが、無理やり押さえつけられ、カバンの中に白い粉の入ったビニール袋をねじ込まれた。直後、どこからともなく現れた警察官によって、彼女は薬物所持の現行犯で逮捕された。全ては、黒岩が仕組んだ、汚い罠だった。
翌日の週刊誌には「天才少女ラッパー、衝撃の逮捕!ヒップホップの闇、薬物汚染の実態」というセンセーショナルな見出しが躍った。天音は、一夜にしてスター候補生から犯罪者の烙印を押された。
クラブは、世間の非難を恐れて天音を即刻解雇した。昨日まで彼女の才能を絶賛していた人々は、手のひらを返したように彼女を非難し、遠巻きにした。信じていた仲間にも裏切られ、天音は再び、いや、以前よりも深い孤独のどん底に突き落とされた。もう誰も信じられない。未来にも、過去にも、自分の居場所はない。留置場の冷たいベッドの上で、天音は全てを諦め、心を閉ざした。
しかし、玲だけは、天音の無実を信じて疑わなかった。こんな卑劣なやり方は、自分の音楽を、自分の人生を支配しようとする、あの父親の仕業に違いない。玲は、生まれて初めて、本気で父親に反旗を翻すことを決意した。
「親父、あんたは間違ってる。音楽は、アンタの道具じゃねえんだ!俺は、俺のやり方で、天音を、俺たちの音楽を守る!」
玲は、父親の権力に立ち向かうため、信頼できる数少ない仲間と共に、事件の真相を追い始めた。そして、DJサトルもまた、冷静な瞳の奥に怒りの炎を燃やし、独自のネットワークを駆使して、黒岩の陰謀の証拠を掴もうと水面下で動いていた。
一方、釈放されたものの、行く当てもなく街を彷徨っていた天音の元に、意外な人物が現れた。美咲だった。
「アマネちゃん…!大丈夫…?」
美咲は、世間の目も気にせず、天音に駆け寄ってきた。彼女の瞳には、純粋な心配の色が浮かんでいた。
「なんで…?あなたも、私がやったって思ってるでしょ」
天音は、突き放すように言った。
「思わない!だって、アマネちゃんのラップ聴いてたらわかるもん!あんなに真っ直ぐなこと歌う人が、そんなことするわけない!」
美咲の、何の打算もない、真っ直ぐな言葉が、天音の凍りついた心を少しだけ溶かした。美咲は、自分の安アパートに天音を匿い、献身的に世話を焼いてくれた。その姿を見ているうちに、天音の中で、ずっと胸の奥に引っかかっていた違和感が、確信へと変わっていく。
美咲が、何気なく自分の生年月日を口にした時。
美咲が、故郷の母親の話を、寂しそうに語った時。
美咲が、天音の母親と同じ、左手首の傷跡を見せた時。
全てのピースが、音を立ててはまった。
美咲こそが、若き日の自分の母親なのだと。
衝撃的な事実に、天音は言葉を失った。今、目の前にいる、この無邪気で、危うくて、そして優しい少女が、未来であんなにも疲弊し、心を閉ざしてしまうのか。なぜ?何が、彼女の人生をそうさせてしまうのか。そして、自分がこの時代に飛ばされた本当の理由。それは、ただラップをするためじゃない。不幸な未来を歩むことになる若き母を、この手で救うためではないのか。そして、過去と向き合うことで、自分自身の呪われた運命を、断ち切るために。
天音は、パーカーのポケットに入れていた、あの重いネックレスを、そして腕のブレスレットを、強く、強く握りしめた。これは、ただのジュエリーじゃない。時を超え、母と娘を繋ぐ、運命の鎖なのだ。涙が、後から後から溢れて止まらなかった。しかし、その涙は、もはや絶望の色をしていなかった。それは、戦うことを決意した、熱い誓いの涙だった。
第四章:時を超えたセッション
玲とサトルの懸命な調査により、黒岩の陰謀の輪郭は少しずつ明らかになっていった。黒岩が金で雇ったチンピラの一人が、玲の執拗な追及と、サトルの静かな説得の前に、良心の呵責に耐えかねて全てを告白したのだ。しかし、黒岩が警察や大手メディアにかけた圧力は絶大で、決定的な証言だけでは、巨大な権力の壁を崩すことはできなかった。
追い詰められた玲が選んだ最後の、そして唯一の手段は、音楽の力で真実を証明することだった。彼は、年に一度、代々木公園で開催される、日本最大級のヒップホップイベント「B-BOY PARK」のステージで、全てを暴露することを決意する。それは、父親の帝国に対して、たった一人で宣戦布告するに等しい、無謀な賭けだった。
「天音、俺と一緒にステージに立ってくれ。お前の言葉で、お前のラップで、真実を叫ぶんだ。俺たちの音楽は、誰にも汚させない」
玲は、美咲のアパートにいる天音を見つけ出し、そう告げた。その瞳は、これまで見たこともないほど真剣な光を宿していた。天音は、一度は首を横に振った。もう、人前でラップをするのが怖い。また、誰かに裏切られ、傷つけられるのが怖い。しかし、玲の真剣な瞳と、彼が差し出した手の温もりが、天音の心の奥に残っていた最後の恐怖を、ゆっくりと溶かしていった。
「わかった。でも、一人じゃ無理かもしれない」
「一人じゃねえよ。俺がいる。サトルさんも、俺たちの仲間もいる。そして…お前には、守るべきものがあるんだろ?」
玲の言葉は、美咲のことを指していた。彼は全てを察していたのだ。天音は、強く頷いた。
イベント当日まで、残された時間はわずか数日。天音と玲は、サトルのプライベートスタジオに籠り、たった一つの楽曲を創り上げることに全てを捧げた。それは、天音が持つ未来の先鋭的なビートセンスと、玲が持つ90年代のヒップホップ黄金期のソウルフルなグルーヴが、サトルの魔法のような手腕によって融合した、誰も聴いたことのない、革新的なサウンドだった。
リリックには、黒岩の権力への怒り、社会の不条理への反抗、そして、どんな逆境にも屈しないという、二人の不退転の決意が刻み込まれていった。二人のラップは、互いの魂をぶつけ合うように激しく絡み合い、反発し、やがて一つの巨大なエネルギーの塊へと昇華していった。それはもはや、単なる音楽制作ではなかった。未来を変えるための、神聖な儀式だった。
イベント当日。代々木公園の野外ステージには、数千人という、この国中のヘッズ(ヒップホップファン)が詰めかけていた。メインステージのトリとして、玲の名前がコールされる。しかし、ステージに現れたのは、玲と、そして、スキャンダルでシーンから消えたはずの少女、天音だった。会場が、驚きと非難の混じった声で大きくどよめく中、DJブースに立つサトルが、ターンテーブルに静かに針を落とした。
ズゥゥゥン、という地を這うような重低音。そして、キング・クリムゾンの、あの荘厳なコーラスが、サンプリングソースとして高らかに鳴り響いた。天音がこの時代に来るきっかけとなった、あの『POWER』の断片。会場全体が、その圧倒的な音圧とカリスマ性に息を呑む。
ビートが走り出す。最初にマイクを握ったのは、玲だった。彼は、父親である黒岩龍之介の実名を挙げ、今回のスキャンダルが全て彼の仕組んだ陰謀であったことを、怒りを込めたリリックで、一言一句、叩きつけるようにラップした。
「…玉座に座る裸の王様 あんたに捧げる鎮魂歌(レクイエム)/真実を金で塗り潰し 息子の魂まで食い潰す/だが聞けよエンペラー!これが民衆の声だ!/あんたの築いた偽りの帝国は 今日この場所で崩れ落ちる!」
玲の、命を懸けた告発に、会場は水を打ったように静まり返る。そして、ビートが転調し、マイクは天音に渡された。彼女は、ゆっくりと客席を見渡し、そして、ステージ袖で不安そうに見守る美咲の顔を見つめた。これが、最後のメッセージだ。
「…傷だらけの翼でもう一度羽ばたく/過去と未来の狭間で今、私は歌う/誰かに貼られたレッテルなんて破り捨てろ/あんたの人生は、あんただけのものだろ!/孤独に震える夜があるなら思い出して/時を超え、場所を超え、響くこの声が/『あなたは一人じゃない』って、叫び続けてるから!」
それは、天音が、若き日の母へ、そして、令和の時代で孤独に生きてきた自分自身へ送る、魂の絶叫だった。
二人のパフォーマンスは、もはや伝説と呼ぶにふさわしい、神がかったものだった。その気迫に満ちたステージに、会場中の人々が引き込まれていく。最初は遠巻きに見ていた観客たちも、次第に拳を突き上げ、玲と天音の名を、地鳴りのように叫び始めた。音楽の力が、権力が作り上げた巨大な嘘を、粉々に打ち砕いていく。その光景は、まさに革命の始まりだった。
ステージのクライマックス、天音が身につけていたブレスレットとネックレスが、スポットライトを浴びて、これまで見たこともないような、凄まじい黄金の光を放ち始めた。その光は、彼女の全身を柔らかく包み込む。それは、まるで、役目を終えた天音を未来へと送り返すための、タイムマシンの起動シークエンスのようだった。
「行かなきゃ…」
天音は、これが別れの合図だと悟った。彼女は、隣に立つ玲の目を見つめる。言葉は、もういらない。二人の間には、ラップを通じて結ばれた、誰にも壊すことのできない、永遠の絆があった。
「ありがとう、玲。あなたのラップ、絶対に忘れない」
「天音…。お前こそ、俺に本当の音楽を、戦う勇気を教えてくれた」
玲は、天音の肩を強く抱きしめた。天音は、ステージ袖で号泣する美咲の元へ駆け寄った。
「美咲さん、強く生きて。何があっても、自分の人生を諦めないで。あなたは、絶対に一人じゃないから」
それは、未来の娘から、若き日の母への、精一杯のエールだった。美咲は、なぜかその言葉の意味が、痛いほどわかるような気がした。
光はますます強くなり、天音の姿が透き通っていく。サトルが、穏やかな笑みで彼女を見送っていた。天音は、この時代で出会った全ての人々に心の中で別れを告げ、眩い黄金の光の中に、その身を委ねた。
終章:令和の新たな夜明け
天音が目を覚ますと、そこは、見慣れた渋谷のガード下だった。あのサイファーの夜、突き飛ばされて意識を失った場所だ。後頭部には、微かな痛みが残っている。長い、しかしあまりにもリアルな夢を見ていたのだろうか。しかし、左腕には確かに、あの黄金のブレスレットが、確かな重みと共にはめられていた。そして、その輝きは、以前よりも格段に増しているように感じられた。
恐る恐る、ポケットからスマートフォンを取り出す。画面には、見慣れた令和の年月日が表示されている。しかし、何かが決定的に違っていた。SNSのタイムラインをスクロールすると、信じられないニュースが目に飛び込んできた。
「日本のヒップホップ史を塗り替えた伝説のラッパー・REI、90年代の未発表音源が奇跡的に発見!フィーチャリング・アーティストは、詳細不明の謎の女性ラッパー“AMANE”」
記事には、若き日の玲が、代々木公園のステージで熱唱する写真が掲載されていた。そして、不鮮明ながらも、その隣でマイクを握る自分の姿が、確かに写っていた。過去は、確かに変わったのだ。自分が、この手で変えたのだ。
震える足で、自宅アパートへの道を、夢中で走った。錆びついたドアを開けると、いつもはしない、温かい料理の匂いがした。
「おかえリ、天音。どこ行ってたの?ご飯、できてるわよ。心配したんだから」
そこに立っていたのは、穏やかな笑顔の母だった。夜の仕事の派手な化粧も、心身をすり減らしたような疲弊した表情もない。そこにはただ、娘の帰りを愛情深く待つ、優しい母親の顔があった。
「お母さん…」
「どうしたの、そんなに慌てて。さ、手洗っておいで」
母は、天音を叱るでもなく、優しく抱きしめた。その温もりに、天音の涙腺は、ついに決壊した。母は、天音の腕にあるブレスレットに目を留め、懐かしそうに微笑んだ。
「ああ、それ、やっと身につける気になったのね。おばあちゃん…私の母が、あなたが生まれた時にって、私に託してくれたのよ。『この子が本当に自分の力で未来を切り開こうとする時が来たら、これを渡しなさい。これは、ただの飾りじゃない。あなたたち親子を守る、お守りだから』って」
母が、そっとジュエリーボックスからネックレスを取り出し、天音の首にかけてくれた。黄金のジュエリーは、まるで最初から天音のものであったかのように、しっくりと肌に馴染んだ。それは、バブルの狂乱でも、令和の喧騒でもない、時代を超えた、温かく、力強い輝きを放っていた。
天音のラップは、過去を変え、母の人生を変え、そして、何よりも自分自身を変えた。彼女はもう、世界の片隅で息を潜める、孤独な少女ではない。時を超えた絆を胸に、自らの言葉で未来を創造していく、力強いディーヴァへと生まれ変わったのだ。
窓の外では、渋谷の街が、白々とした新たな夜明けを迎えようとしていた。天音は、自分の部屋に戻り、黒い表紙のリリックノートを開いた。そして、新しいリリックを、迷いなく書き始める。彼女のラップは、これからも多くの人々の心を照らし、時代を動かしていくのだろう。
その胸には、時を超えて結ばれた絆と、カニエ・ウェストが歌った"POWER"よりも遥かに確かな愛が、黄金の輝きと共に、いつまでも、いつまでも宿り続けるのだった。

1. 一口价

出价大于等于一口价时,拍卖将立即结束,您将以一口价中标。

2. 立即出价

立即出价金额是指您能接受该拍品的最高金额,代购服务费及各种运杂费除外。我们将最高金额直接提交到JDirectitems平台上。JDirectitems平台会根据他们的规则来逐步加价。

例如:扣除运杂费您立即出价1万日元,拍品的现在价格是1000日元,如果没有人竞争,您将以1000日元中标,如果有人竞争到5000日元,您将以5500日元中标,如果有人出价到15000日元,则对方会以11000日元中标。如果结束之前,您再次出价到20000日元,则您以16000日元中标。中标的前提是没有人再出价。结束前5分钟之内如果有人出价,则自动延时5分钟,直到没有人出价为止。

3. 预约出价

预约出价是指日拍网平台会在结束之前10分钟之内将您的出价金额提交到JDirectitems平台上。由于是集中出价,您的预约出价不一定会成功。

对重要拍品,建议不要使用预约出价。

4. 多会员竞拍同一件拍品时

会员竞拍同一件拍品时,我们通常会分配不同的ID去出价,但分配的ID有可能被卖家已经拉黑而不能正常出价。

5. 卖家取消出价

1)在结束之前,卖家有权取消买家的出价,但中标之后,卖家如果取消中标,JDirectitems平台会自动差评卖家。

2)您的出价无论是被超越,还是出价成功,都是有效出价,即使卖家删除最高价让您中标也是符合JDirectItems Auction规则,请谨慎对待您的每次出价,杜绝激情出价!

6. 提前结束下架

卖家有权在结束之前下架该拍品,所有出价全部自动取消。

7. 关于弃标

Ⅰ.日拍网的订单不接受任何理由弃标(含煤炉),必须48小时之内完成支付!
Ⅱ.一旦出价成功,出价将无法取消,请您谨慎出价!
Ⅲ.一旦成功中标,您必须全额支付该拍品(成交价+消费税+银行转账费+日本邮费+代购费)。
Ⅳ.如果您拒绝支付该拍品即视为您弃标。
Ⅴ.如果您48小时之内未支付该拍品,卖家可能会删除交易并给予日拍网恶评,这种情况也视为您弃标。
Ⅵ.弃标也必须全额支付该拍品(成交价+消费税+银行转账费+日本邮费+代购费)。
否则,日拍网有权扣除您对应比例的出价押金或保证金,出价押金或保证金低于中标拍品价格时,日拍网将扣押您的库存拍品作为赔偿。

一、海淘有惊喜,但同时也有风险,作为海淘者,您需要承担以下风险:


1.如果购买的是字画、瓷器等古美术品或知名品牌奢侈品,买家需要承担是仿品的风险

日拍网的拍品转自日本JDirectitems平台,没有能力管理约束卖家,我们只是买家和卖家之间的中介,履行中介义务,不承担卖家责任。日拍网的工作人员也不具备相关鉴定知识,无法分担此类风险。


2.收到的货品不满意或跟网页图片品相有差异(例如:卖家P图片),或日文描述没有看懂,买错了东西,无法退换的风险

如果卖家同意退换,物品寄回日本的国际邮费需要买家本人承担,日本国内寄回给卖家的邮费由日拍网承担。


3.商品在国际邮寄途中出现破损、丢失的风险。日拍网无法管控物流过程,无法替买家分担此类风险

直邮的快件出现破损、丢失的,邮寄时如果没有购买保险,日本邮局最高赔偿2万日元,如果有购买保险,按保险金额赔偿。出现破损的,需要当面做异常签收,否则买家自行承担破损的全部责任。


4.如果您的货品寄往日本本地,您在包裹签收前,请务必确认外包装是否有变形、破损、包装受潮、纸箱变色、纸箱重新封胶;商品是否破损、缺货。如有上述状况,您有权要求开封验货,以确认商品完整。如发现商品破损或少件,您务必用手机拍下破损情况,要求在快递单上写下实际情况且有权选择拒收,由快递公司来承担破损责任。并于当天告知我们,如未反馈,日拍网默认您货品完好,不承担任何责任。如果物品选择第三方物流(例如:第三方转运),请自行与第三方签订责任风险


5.如果您的包裹被退运,退运后再重新打包邮寄出现丢失、破损的风险由您本人承担,日拍网不承担任何责任。


6.对直邮的物品,以自用为原则,如果是商用请按货物进口申报,否则有走私的风险

大量邮寄非消耗类的同类物品超过一定数量(例如:500个铁壶、300台CD机、200个电饭锅等等)时,海关会认为超出了合理的自用范围而进行缉私侦查。


7.日拍网的出价ID是动态的,无法保证您一直使用同一个ID出价

例如:多人竞拍同一件拍品时、出现出价系统错误时等等,系统可能会更换ID。不同ID中标的拍品无法同捆。

二、作为代购中介方,日拍网将承担以下力所能及的风险:

1.买家付款之后,日本卖家不发货,由日拍网全额退款。


2.货品从卖家发到日拍网日本仓库途中出现丢失、损坏的由日拍网承担全额赔偿责任。


3.货品在日拍网仓库免费存储期内出现丢失,损坏的由日拍网承担全额赔偿责任。


三、日拍网的风险提醒:

1.如果您是新会员,首次出价购买工艺美术(古董收藏品)类目的商品时,系统会弹窗提醒:

“亲爱的会员,您出价的宝贝属于工艺美术品,日拍网是代拍平台,我们只是您和卖家之间的中介,履行中介义务,不承担卖家责任,您需要自己承担拍品是仿品的风险。出价之前也请仔细阅读拍卖详细页的《出价规则》、《风险》、《费用》等重要说明!”,您需要点“同意”才能继续出价。


2.卖家的好评低于100时,日拍网会弹窗提醒:

“亲爱的会员,此卖家的评价较低,可能存在诚信上的风险,日拍网只是您和卖家之间的中介,履行中介义务,不承担卖家诈骗风险。出价之前也请仔细阅读拍卖详细页的《出价规则》、《风险》、《费用》等重要说明!”,您需要点“同意”才能继续出价。


3.卖家的好评低于30时,日拍网会二次弹窗提醒:

首先“亲爱的会员,此卖家的好评低于30,可能存在诈骗风险,日拍网只是您和卖家之间的中介,履行中介义务,不承担卖家诈骗风险。出价之前也请仔细阅读拍卖详细页的《出价规则》、《风险》、《费用》等重要说明!”,点“同意”后,二次弹窗提醒“亲爱的会员,此卖家的好评低于30,可能存在诈骗风险,您需自行承担此风险,确定要出价吗?”,您需要“同意”才能继续出价。


4.卖家好评低于5时,日拍网将禁止出价,您需要联系客服,确定自行承担相关风险后解禁。


5.每次出价之前,日拍网弹窗提醒您仔细阅读《出价规则》、《风险》、《费用》等重要说明,您需要“同意”才能继续出价。


四、我们拒绝代购以下商品,简称服务外商品:

(一)禁止购买的物品

1.商品重量和体积超过各种邮寄方式限制的物品

能否邮寄请提前咨询客服。


2.根据日本的法律被限制出口的商品(如药品、活的生物)。


3.华盛顿公约或CITES公约禁止交易的物品,详细说明请参考《华盛顿公约或CITES公约》。


4.中华人民共和国禁止进境物品

①各种武器、仿真武器、弹药及爆炸物品;

②伪造的货币及伪造的有价证券;

③对中国政治、经济、文化、道德有害的印刷品、胶卷、照片、唱片、影片、录音带、录像带、激光视盘、计算机存储介质及其它物品;

④各种烈性毒药;

⑤鸦片、吗啡、海洛因、大麻以及其它能使人成瘾的麻醉品、精神药物;

⑥带有危险性病菌、害虫及其它有害生物的动物、植物及其产品;

⑦有碍人畜健康的、来自疫区的以及其它能传播疾病的食品、药品或其它物品。


5.中华人民共和国限制进境物品

①无线电收发信机、通信保密机;

②烟、酒;

③濒危的和珍贵的动物、植物(均含标本)及其种子和繁殖材料;

④国家货币;

⑤海关限制进境的其它物品。


常见禁止和限制购买的物品例如象牙及相关加工制品、活物、动物部件(例:鲸牙,虎牙等)、龟甲、植物、香木、沉香木、檀木(例:紫檀、白檀、黑檀等)、花梨木、珊瑚类、琥珀、药品、流通货币、羽毛、纸币、蛤基棋子、仿真枪、刀具、烟(含电子烟)、酒、涉黄物品(例:影片、音像、图片、书籍书刊、BL书籍等所有涉黄周边内容)、毒品、反动报刊、皮草、貂皮、鲛皮、动物皮制衣服等所有海关禁止入境或其它一切国家禁止买卖的商品。


请参考

《中华人民共和国禁止进出境物品表》和《中华人民共和国限制进出境物品表》(1993年2月26日海关总署令第43号发布自1993年3月1日起施行)

详情请点击:http://www.customs.gov.cn//customs/302249/302266/302267/356445/index.html


(二)日本邮局无法承运的物品

含有金、银等贵重金属的物品、液体类、香水、打火机、火柴、蜡烛、木炭、电池、电池无法拆除的器物、移动电源、无线电类、蓝牙耳机、精密仪器、电脑硬盘、高压气体、救生圈、避震器、排气管、方向盘(含气囊)、化油器、油箱油罐等(含油渍)物品、带气体或带油渍物品、膏类、脂类(例:润滑脂等)、热水器、火钵类、煤气炉等(用瓦斯)、带喇叭、磁铁的物品(例:音响)、发动机或带发动机的模型、马达或带马达的模型、贝壳及贝壳镶嵌类物品(例:含螺鈿細工工艺品)、颜料、打印机墨盒、易燃易爆物品、电机、电容、粉末类。以上物品其它物流(例:FEDEX)能否邮寄请咨询客服。

日拍网的汇率采用中国银行现钞卖出价,即您人民币现金购买日元现金的汇率。

1. 购买的货品价格。

2. 日本银行转帐费。

由日拍网支付给日本卖家时发生的银行转帐费。

转帐金额 < 3万日元时,银行转帐费 = 160 日元

转帐金额 >=  3万日元时,银行转帐费 = 250 日元

3. 日本国内邮费

日本卖家将货品发送到日拍网日本仓库时发生的邮寄费。

请参考商品网页上的说明,若无说明,一般普通3KG左右的普通件700日元左右,超大件2000日元至1万日元不等。下单前有疑问的请咨询客服。

4. 国际邮费

货品的国际邮费以物流公司或邮局的实际收费为准,日拍网自有的物流渠道以网站公布的价格为准,如价格有变动,我们会在会员中心即时通知。现有邮费价格请参考附件《国际邮费价格表》

5. 日拍网服务费

I.日拍网的服务费根据货值按以下规则分段收费。

单 件 货 值(日元) 服 务 费(日元)
货值 < 1万 380
1万 <= 货值 < 5万 1000
5万 <= 货值 < 10万 3000
10万 <= 货值 < 50万 5000
货值 >= 50万 20000

    II.折扣条件

在仓库的货品积压低于30件的可给予服务费7折优惠。其它折扣条件见平台活动公告。

注:服务费380日元最低档不享受折扣

6. 包装材料费

日拍网的包装材料费按使用纸箱大小收费,在标准包装之外要特别加强包装的,另外加收每箱200-500日元,需特定纸箱或木箱的视成本情况如实收取。

纸箱大小(CM) 打包费(日元)
信封0*0*0 100
60*60*50 920
60*45*35 920
55*50*40 920
50*50*35 920
45*35*35 680
35*35*30 580
30*25*25 480
25*20*15 380
70*35*35 920
50*40*15 580
45*25*18 480
40*40*40 820
60*40*15 680
60*40*40 920
45*45*30 920

如果合寄打包的商品超过5件,每增加4件,加收人工费用300日元,不足5件按4件计算。

7. 跨境支付手续费

您支付的所有费用(包括货值、邮费等)需要加上2%跨境支付手续费。您可以理解为购汇手续费和国际汇款手续费。

8. 仓储费

货品到达仓库之日起,日拍网提供90天免费保管。超过90天之后,我们将按每件每个月500日元开始收取仓库保管费。如果仓库保管费超过了您货品的货值,我们有权处理该货品(转卖或废弃)。

9. 仓库特殊增值服务费

I.家具等超大件或超过30KG的物品,需要增收超重处理费 3000日元/件。

II.如果需要拍照,测试漏水等品检服务,需要增收特殊服务费 300日元/件。

Ⅲ.多件同捆打包的,总重量超过15KG时,需增收300日元/箱打包费。

Ⅳ. 如果货品是寄日本国内或日本自提,买家需要支付货值的5%的增值服务费。

Ⅴ. 已打包完成的包裹(包括退运返回日本仓库的包裹),如果您需要拆包,日拍需要收取一定的拆包费,(一个包裹拆成两个包裹收取2000日元拆包费、一个包裹拆成三个包裹收取3000日元拆包费......以此类推)

10. 海关关税

I.如果支付二时,物流选择直邮方式

如果物品被扣关,您需要自行处理海关清关,税费按当地海关要求缴纳。

II.如果支付二时,物流选择代理清关方式

根据商品的种类,您需支付货值的10%-20%不等的关税,非奢侈品类税率为10%。

11. 弃标赔偿费

日拍网不接受弃标,一旦出价成功,出价将无法取消。一旦成功中标,您必须全款(得标价含消费税+日本邮费)支付该拍品。如果您拒绝支付即视为弃标,如果48小时之内未支付得标拍品,卖家可能会删除交易,这种情况也视为您弃标。弃标也必须全额支付(得标价含消费税+日本邮费),否则日拍网有权扣除您的出价押金或保证金,出价押金或保证金低于拍品中标价格时,日拍网将扣押您的库存拍品作为赔偿。也就是不接受任何理由的弃标,必须48小时之内完成支付。

三、 订单分段支付说明

1. 支付一时,您需要支付以下费用。

商品的货值 + 平台服务费 + 预付运费 + 跨境支付手续费

2. 支付二

银行转帐费 + 日本国内运费 + 国际运费 + 仓库打包费 + 仓储费 + 仓库特殊增值服务费 - 支付一的预付运费 + 跨境支付手续费。

Copyright © 2008 日拍网 All rights reserved.  闽公网安备 ICP备案号:闽ICP备18024866号 Webサービス by JDirectitems! JAPAN