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銀壺物語『無言の君子』
序
友よ。この情報の奔流が刹那に思考を洗い流していく令和の世に、君の眼は何を捉えているだろうか。海の向こうから再び吹き荒れる保護主義の嵐、いわゆる「トランプ関税」の報は、かつての黒船来航のように、我らが築き上げたはずの平穏な日常の前提を、根底から揺さぶっている。
円という価値の目減りに人々は一喜一憂し、画面の向こうの数字が世界のすべてであるかのように語られる。AIが瞬時に生み出す言葉や絵画に、我々は驚き、そしてすぐに飽き、次の刺激を求めて画面をなぞる。効率と最適化という名の神々が、かつて我々の内にあったはずの、余白を愛で、不便を愉しみ、手の温もりを信じる心を、どこかへ追いやろうとしているのではないか。私の胸は、言いようのない焦燥感に焼かれるのだ。
この絶え間ない接続と情報の洪水は、果たして真の豊かさなのだろうか。それとも、我々が守るべき最も深い安らぎを置き去りにした、ただの空虚な加速に過ぎないのだろうか。
私のこの部屋は、そんなデジタルな喧騒から身を守るための、ささやかなる物理的な砦だ。ここにいると、古き友人たち――すなわち、一枚の書、寂然と座すひとつの茶碗、そして、かすかなインクの香りを放つ一冊の書物――が、私に語りかけてくる。彼らは声高に正論を叫びはしない。ただ、そこに物質として「在る」ことで、時代の潮流にただ流されるのではなく、己の本質と静かに対峙することの尊さを、無言のうちに教えてくれるのだ。
今宵、私の手元に、そんな古き友人の一人となりうる、ひとつの生命が届いた。それは桐の箱に深く収められ、紫の真田紐で固く結ばれていた。この紐を解き、蓋を開ける瞬間、私はいつも、新たな魂との邂逅に、かすかな緊張と期待を覚える。ふわりと舞い上がった真綿の下から現れたのは、夜の湖面を思わせる、深く、そして静かなる輝きであった。
これこそが、今宵君に語り聞かせたい物語の主人公、ひとつの銀の壺である。
邂逅
D7173――台帳に記されたその無機質な記号は、この壺が持つ生命の鼓動を、何一つ伝えはしない。重さ五百八十グラム。人の手の中に収めれば、ずしりとした心地よい重みが、その存在を確かに主張する。それは、ただの金属の塊ではない。幾度も叩かれ、鍛えられ、磨き上げられた末に、ひとつの「器」としての品格を授けられた、銀の精髄なのだ。
高さはおよそ六寸五分(約19.5cm)、最も膨らんだ胴の差し渡しは四寸一分(約12.5cm)ほどか。その姿は、決して奇をてらったものではない。大地に根を張るように、ゆったりとした曲線を描いて広がり、やがてすっと立ち上がって、細い頸(くび)へと至る。そして、最後にてっぺんで、凛とした口縁が、天からの恵みを受け入れるかのように、わずかに開いている。この形。なんと古典的で、なんと完成された均衡であろうか。それは古代中国の青銅器にも通じる威厳と、平安の世の壺にも見られる優美さを、同時に内包しているかのようだ。
だが、この壺の真の価値は、その類稀なる姿形のみにあるのではない。その肌にこそ、この壺の魂が、そして我らが日本の心が、深く、静かに、しかし確かな筆致で刻み込まれているのだ。
君も知るであろう、「四君子」を。
草木の中の君子として、古来より文人墨客に愛されてきた四種の植物――蘭、竹、菊、そして梅。それらが、この銀色の画布の上に、見事な彫金技法をもって描き出されている。これは単なる装飾ではない。自然への畏敬、そして、人がいかに生きるべきかという、東洋哲学の精華が、ここに凝縮されているのだ。
さあ、友よ。燭台の灯火をもう少し近づけよう。そして、この銀の肌に刻まれた、声なき君子たちの物語に、共に耳を澄まそうではないか。
第一の君子・竹
まず私の指が触れたのは、一本の竹である。見てほしい、この線を。刀の切っ先のように鋭く、しかし、決して硬直してはいない。しなやかな生命力に満ちた線が、壺の下からすっくと伸び、その中ほどで、風にそよぐかのように、わずかに身を傾けている。
竹。それは、冬の厳しさにもその緑を失わぬ、節操の象徴である。霜が降り、雪が積もろうとも、その青々とした葉は、生命の不屈を我々に示してくれる。そして、この「節」。これこそが竹の竹たる所以だ。ただ真っ直ぐなだけではない。人生に節目があるように、竹にもまた節がある。この節があるからこそ、竹は天に向かって高く伸びることができるのだ。それは、困難を乗り越えるごとに、人がより強く、より高潔になっていく様に、なんと似ていることか。
彫り師のたがねは、竹の葉一枚一枚にも、命を吹き込んでいる。重なり合う葉は、風の音を我々に聞かせ、葉先にかかる露のきらめきまで感じさせるようだ。銀という素材は、本来、冷たく硬いものである。しかし、この壺の竹は、どうだろう。その表面を撫でると、ひんやりとした銀の感触の奥から、朝霧に濡れた竹林の、あの湿り気と清涼な空気が、立ち上ってくるかのようではないか。
そして、最も重要なのは、竹の「空(くう)」である。竹の幹は、中は空洞だ。老子は言った、「三十輻共一轂、當其無、有車之用(三十本の輻が一つの轂に集まる。その何もない部分にこそ、車の用があるのだ)」と。まさしく、この竹の空洞こそが、その強さとしなやかさの源泉なのだ。我欲や執着といった、余計なもので心を満たすのではなく、空っぽにしておくこと。それによって、いかなる状況にも囚われず、物事の本質をありのままに受け入れることができる。これぞ、禅の教えにも通じる、東洋の叡智の極みである。
この銀壺の作者は、単に竹の形を写したのではない。彼は、竹の持つ精神性、その「空」なる強さを、この冷たい銀塊の中に見出し、そして、それを我々の眼前に見事に現出させてみせたのだ。この竹を見つめていると、乱れた心がおのずと静まり、背筋がすっと伸びるような、清々しい気持ちになってくる。これこそが、真の芸術が持つ力であろう。
第二の君子・梅
壺をゆっくりと回してみよう。すると、竹の凛とした世界の隣に、まったく異なる趣の景色が現れる。老木であろうか、ごつごつとした幹が、斜めに、しかし力強く天を目指している。そして、その枝の先に、ほころび始めた、いくつかの小さな花。そう、梅だ。
梅は、百花に先駆けて、厳寒の雪中に花開く。その姿は、逆境に屈せぬ、不撓不屈の精神の象徴として、古くから愛されてきた。まだ誰もが春の訪れを信じられぬ、凍てつく大地の中で、たった一人、気高く、そして潔く咲く。その香りは、華美ではない。しかし、一度嗅げば忘れられぬ、凛とした気品を湛えている。
この壺に彫られた梅の幹を見てほしい。その肌は荒々しく、長い風雪に耐えてきた歳月が、深い皺となって刻まれている。しかし、その老いた幹から伸びる若々しい枝の先には、生命の歓喜が満ち溢れている。そして、花弁の一枚一枚。なんと繊細で、なんと愛らしいことか。五枚の花弁は、まるで春の雪のように白く(銀の地金の色が、ここでは見事に雪の白さを表現している)、その中心には、生命の約束を秘めた蕊(しべ)が、細やかに刻まれている。
梅は、ただ美しいだけの花ではない。それは「希望」のメタファーなのだ。いかに暗く、寒い冬が続こうとも、必ず春は訪れる。その真理を、梅は自らの命を賭して、我々に教えてくれる。明治という、この激動の時代。我々日本は、まさにこの梅の精神を以て、西洋列強という厳しい冬に立ち向かい、新たな春を迎えようとしているのではないか。この小さな梅の花は、そんな我々への、静かな、しかし力強いエールのように、私には思えるのだ。
銀の冷たい輝きと、雪中で咲く梅の、あの孤高の美しさ。この二つが、この壺の上で、見事な調和を見せている。作者は、梅が持つ「強さ」と「儚さ」という、相反する二つの性質を、銀という素材の特性を最大限に活かすことで、完璧に表現しきった。冷たさの中にこそ、真の温かみが感じられる。静寂の中にこそ、最も力強い生命の歌が聞こえる。これぞ、我々が愛してきた「わび」や「さび」の美意識の、ひとつの究極の形と言えよう。
第三の君子・蘭
さらに壺を回すと、我々の眼前に、幽玄なる世界が広がる。そこには、岩場の影から、しなやかな葉が数枚、流れるように伸びている。そして、その葉の間から、すっと立ち上がった花茎の先に、楚々とした花が一輪、うつむき加減に咲いている。蘭である。
蘭は、深山幽谷にひっそりと咲き、その存在を誇示することはない。その香りは、風に乗って、知る人ぞ知る、といった風情で漂ってくる。これこそが、「徳は孤ならず、必ず隣あり」という、君子の徳の高さを象
徴しているのだ。真の気品とは、自らを飾り立てることではない。内に秘めた徳が、自然と外に香りとして滲み出るものなのである。
この壺の蘭の葉は、まるで能書家の筆のようだ。入りは鋭く、そして、途中から豊かでしなやかな曲線を描き、最後はすっと力を抜いて消えていく。この一枚の葉に、書における「起筆、送筆、収筆」の全てが見て取れる。銀の表面に、これほどまでに柔らかく、生命感あふれる線を刻むことが、どれほどの技術と精神力を要することか。想像するだに、気が遠くなる。
そして、花。西洋の薔薇のように、情熱的にその美を主張するのではない。菊のように、完成された形を誇るのでもない。蘭の花は、どこか控えめで、内省的だ。このうつむき加減の姿は、謙譲の美徳を我々に教えている。実るほど、頭を垂れる稲穂のように。真に徳の高い者ほど、己を低くし、他者を敬う。この蘭の姿は、まさにその体現ではないか。
銀の光沢は、ここでは月の光となる。月夜の岩陰で、ひっそりと咲く一輪の蘭。その周りには、静寂と、清らかな空気が満ちている。この絵を見ていると、俗世の塵芥にまみれた心が、すーっと洗い清められていくようだ。蘭が求めるのは、万人の喝采ではない。ただ一人、その価値を真に理解してくれる友がいれば、それで十分なのだ。この壺もまた、そうではないだろうか。それは、陳列棚で多くの視線を集めることを望んではいない。ただ一人の、心通う主の書斎で、静かにその香りを放つことを、望んでいるに違いない。
第四の君子・菊
そして、物語は終章へと向かう。壺を一周させ、最後の君子と対面する。晩秋の寒気の中で、全ての草花が枯れ果てた後に、一人毅然として咲き誇る花、菊である。
菊は、長寿と高貴の象徴だ。中国の詩人、陶淵明が「東籬の下、菊を採る。悠然として南山を見る」と詠んだように、それは俗世を離れ、自然と共に生きる隠者の、孤高の精神をも表している。
この壺の菊は、見事な大輪の花を咲かせている。幾重にも重なる花弁は、一枚一枚が精緻に、そして立体的に彫り起こされ、まるで生きているかのようだ。その造形は、寸分の隙もなく、完璧な秩序と調和を保っている。これは、長年の修養の末に、人間として円熟の境地に達した君子の姿そのものではないか。
竹の直線的な若々しさ、梅の逆境を耐える力強さ、蘭の内に秘めた気品。それら全ての徳を兼ね備えた上で、なおかつ、それらを悠然と超越した場所にあるのが、この菊の境地なのだろう。その花は、秋の澄み切った空気に、凛として咲いている。そこには、もはや若さゆえの迷いも、苦悩もない。ただ、あるがままの自分を受け入れ、静かに、そして堂々と、自らの生を全うする、という覚悟に満ちた美しさがある。
菊の葉は、霜に打たれたかのように、わずかにその縁が縮れている。この細やかな表現が、晩秋という季節の、肌を刺すような空気感を、我々に伝えてくる。そして、その菊の傍らには、小さな蕾がひとつ。これは、次代への希望か、それとも、永遠に続く生命の環の象徴か。作者は、ここでもまた、我々に深い問いを投げかけている。
この菊の前に立つと、人は自らの人生を振り返らずにはいられない。自分は、この菊のように、誇り高く、そして穏やかに、人生の秋を迎えることができるだろうか、と。この銀壺は、単なる美術品ではない。それは、我々の生き方を映し出す、一枚の鏡でもあるのだ。
器の魂
さて、友よ。我々は、この壺の肌に刻まれた四君子の物語を、一巡りしてきた。だが、忘れてはならない。この壺の最も重要な本質は、その外側にある彫刻だけではない。むしろ、その内側にある「空虚」にこそ、その真の魂は宿っているのだ。
この壺は、「花生け」である。その使命は、花を受け入れ、その命を最も美しく輝かせることにある。この内なる空洞は、何もない「無」ではない。あらゆるものを、分け隔てなく受け入れる、無限の可能性を秘めた「有」なのだ。ここに一輪の椿が活けられれば、壺は冬の景色をまとい、一本の撫子が活けられれば、壺は夏の野辺となる。壺そのものは自己を主張せず、活けられた花を主役として引き立てる。これぞ、茶の湯の精神における「主客一体」の境地。もてなす側ともてなされる側が、互いに敬意を払い、一つの調和した世界を創り出す。この壺は、まさにその精神を体現した、究極の「もてなしの器」なのだ。
そして、この銀という素材。それは、光を映す。燭台の炎を映し、窓から差し込む月光を映し、そして、それを覗き込む我々の顔をも映し出す。しかし、それは鏡のようにはっきりと映すのではない。ぼんやりと、柔らかく、光と影の交錯する、幽玄なる世界として映し出す。この壺を前にして花を活ける者は、己の心と向き合うことになるだろう。心が乱れていれば、花もまた乱れる。心が静まっていれば、花もまた、静謐な美を湛える。花を活けるという行為は、この壺を介して、己の心を整えるという、修行の道(タオ)へと繋がっていくのだ。
底を見てみよう。そこには、小さな刻印がある。「純銀」と。これは、単なる材質表示ではない。それは、この壺を創り出した職人の、誇りと、そして誓いの証である。私は、混ぜ物の一切ない、純粋な心で、この仕事に向き合いました、と。その実直で寡黙な声が、この二文字から聞こえてくるようだ。我々は、顔も知らぬこの職人の、その誠実なる魂に、深い敬意を払わねばなるまい。
結び
友よ。夜も更けてきた。燭台の蝋も、短くなってきたようだ。
私は、この銀壺を、ただの「商品」として君に紹介したのではない。私は、この壺が内包する、ひとつの「世界」へと、君を誘ったつもりだ。
この壺は、雄弁ではない。それは、ただ静かに、そこにあるだけだ。しかし、その沈黙は、いかなる言葉よりも多くのことを我々に語りかけてくれる。それは、自然と共に生きることの喜び、逆境に屈せぬ心の強さ、内に秘めた徳の気高さ、そして、円熟した生の穏やかさを、無言のうちに教えてくれる。
このような器は、持ち主を選ぶ。富や権力があるからといって、誰もがこの壺の真の主となれるわけではない。この壺が求めるのは、その声なき声に耳を傾け、その魂と対話できる、ただ一人の「友」なのだ。それは、この壺を飾り立てて自慢する者ではなく、書斎の片隅に置き、折に触れて、一輪の花を活け、共に静かなる時を過ごすことができる、そんな人間であろう。
D7173という無機質な記号で呼ばれるこの銀壺は、今、新たな物語の始まりを待っている。それは、君の物語かもしれぬし、あるいは、まだ見ぬ誰かの物語かもしれぬ。いずれにせよ、この壺を次の世代へと守り伝えていく者は、幸いなるかな。彼は、単なる銀の塊を所有するのではない。日本の美の精神、そして、君子の生き様という、計り知れぬほど豊かなる遺産を、受け継ぐことになるのだから。
さあ、友よ。この壺を、君の手に取って、その重みと、その肌の感触を、じっくりと味わってみてほしい。聞こえるだろうか。千年の時を超えて響き渡る、竹林の風の音が。雪を割って咲く、梅の、あの気高い香りが。そして、君自身の心の奥底で、何かが静かに共鳴するのを、感じるだろうか。
この邂逅が、君にとって、そして、この銀壺にとって、幸多きものとなることを、私は心から願っている。
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50*40*15
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40*40*40
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60*40*40
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您支付的所有费用(包括货值、邮费等)需要加上2%跨境支付手续费。您可以理解为购汇手续费和国际汇款手续费。
8. 仓储费
货品到达仓库之日起,日拍网提供90天免费保管。超过90天之后,我们将按每件每个月500日元开始收取仓库保管费。如果仓库保管费超过了您货品的货值,我们有权处理该货品(转卖或废弃)。
9. 仓库特殊增值服务费
I.家具等超大件或超过30KG的物品,需要增收超重处理费 3000日元/件。
II.如果需要拍照,测试漏水等品检服务,需要增收特殊服务费 300日元/件。
Ⅲ.多件同捆打包的,总重量超过15KG时,需增收300日元/箱打包费。
Ⅳ. 如果货品是寄日本国内或日本自提,买家需要支付货值的5%的增值服务费。
Ⅴ. 已打包完成的包裹(包括退运返回日本仓库的包裹),如果您需要拆包,日拍需要收取一定的拆包费,(一个包裹拆成两个包裹收取2000日元拆包费、一个包裹拆成三个包裹收取3000日元拆包费......以此类推)
10. 海关关税
I.如果支付二时,物流选择直邮方式
如果物品被扣关,您需要自行处理海关清关,税费按当地海关要求缴纳。
II.如果支付二时,物流选择代理清关方式
根据商品的种类,您需支付货值的10%-20%不等的关税,非奢侈品类税率为10%。
11. 弃标赔偿费
日拍网不接受弃标,一旦出价成功,出价将无法取消。一旦成功中标,您必须全款(得标价含消费税+日本邮费)支付该拍品。如果您拒绝支付即视为弃标,如果48小时之内未支付得标拍品,卖家可能会删除交易,这种情况也视为您弃标。弃标也必须全额支付(得标价含消费税+日本邮费),否则日拍网有权扣除您的出价押金或保证金,出价押金或保证金低于拍品中标价格时,日拍网将扣押您的库存拍品作为赔偿。也就是不接受任何理由的弃标,必须48小时之内完成支付。
三、 订单分段支付说明
1. 支付一时,您需要支付以下费用。
商品的货值 + 平台服务费 + 预付运费 + 跨境支付手续费
2. 支付二
银行转帐费 + 日本国内运费 + 国际运费 + 仓库打包费 + 仓储费 + 仓库特殊增值服务费 - 支付一的预付运费 + 跨境支付手续费。