焼締ならではの土味と自然釉の景色が美しい、ぐい呑・小壺・灰皿の三点セットです。
ぐい呑は、黒から茶、灰色へと移ろう焼成の色合いが印象的で、
内側にはろくろ目が残り、酒を注ぐと表情が変化する造りとなっています。
低めの高台で安定感もあり、日常使いしやすい一客です。
小壺は、自然釉が流れた立体的な景色が魅力で、
爪楊枝や小さな薬味入れとして、酒の席にさりげなく添えられるサイズ感です。
花入れなど卓上の飾りとしてもお楽しみいただけます。
灰皿は、縁に三か所の切り欠きを設けた手仕事の造形で、
内側にはろくろの渦が残り、実用品でありながら景色を楽しめる仕上がりです。
この三点は、酒を楽しむ時間に自然と必要になる道具として組み合わされています。
ぐい呑で酒を味わい、灰皿を傍らに置き、
小壺には爪楊枝や肴を添えることで、卓上が無理なく整います。
それぞれが主張しすぎることなく、
同じ土味と焼きの景色で調和し、酒の時間を静かに引き立ててくれる組み合わせです。
銘は確認できませんが、量産品にはない焼成の表情や作りから、
日常使いを前提に丁寧に制作された和陶であることがうかがえます。
実用はもちろん、酒席の雰囲気づくりにもおすすめのセットです。
【状態】
目立つ欠けやヒビはなく、全体的に良好な状態です。
中古品のため、焼成時の釉ムラや細かな使用感はご了承ください。