※受注製作につき10-12日程お許し下さい。
※裁断箇所により、織柄の見え方が異なります。
※本作品は織であり、刺繍では御座いません。
【作品詳細】
表紙
素材は「桐生金襴織物」(化繊)です。比較的丈夫で色褪せしにくい為、美しい絵柄を末永くお楽しみ頂けます。織物(繊維)は摩擦や引っかけに繊細な素材です。御朱印帳袋等ご活用頂きまして、本作品をより美しい状態で保つ事をお薦め致します。
本文
11山
片面23p
両面46p
※表紙の面を除く
和紙加工職人さん厳選拘りの奉書紙です。滲み難く乾きやすい、書き手に書きやすく墨のすべりの良い2枚貼り合わせの蛇腹奉書紙を使用。
サイズmm
約122x185x18
※製造過程で発生するパルプ繊維や木くず、黒点(夾雑物)は、和紙製品の特性の一部です。奉書紙は全ページ検品しております。夾雑物は無理に取り除くと、穴、傷、破れ、凹凸等の原因となりますのでご注意下さい。これらの特性を和紙の特徴としてご理解下さい。
【織柄】
本作品「唐獅子図〜牡丹」は、狩野永徳の壮麗な筆致に着想を得て織り上げられた金襴織物による作品であり、日本美術史における絢爛豪華の精神を織の技術によって再現した一冊です。
狩野永徳の代表的な金碧障壁画「唐獅子図屏風」に見られる獅子の堂々たる姿は、力と威厳、そして守護の象徴として古来より尊ばれてきました。その傍らに咲く牡丹は、百花の王として富貴と栄華を象徴し、獅子と牡丹の取り合わせは「力と美」「剛と柔」の理想的調和を示しています。
本作では、その精神性を金襴織物の輝きと精緻な文様表現により立体的に表しています。織地には桐生織物の高度な技術が用いられ、金糸・銀糸の緻密な交差が光の角度によって微妙に色調を変え、永徳の金碧画に通じる豊かな奥行きを感じさせます。
獅子の勇壮さと牡丹の華麗さが、織の陰影と色彩のリズムによって見事に調和し、静謐と荘厳を同時に伝えます。金襴特有の重厚な質感と繊細な織りの密度が生む立体感は、まるで絵画がそのまま布上に息づいたかのようであり、芸術と工芸の融合を象徴する逸品です。守神としての獅子、福徳を招く牡丹が織り成すこの御朱印帳は、日本の伝統美と祈りの心を金糸の煌めきに託した、現代に甦る絢爛の美の結晶といえるでしょう。
本作品が持ち主様の特別な一冊としてお供できます様に。